こんにちは。POPER広報チームです。今回は、社内ではよく語られているものの、あまり外部に向けた発信はしてこなかった、POPERがComiruの提供を通じて実現したいことや、その実際の事例、今後の展望についてご紹介させていただきます。
POPERがMissionに掲げるのは「教える」をなめらかにすることです。そして「教える」というのは人と人の関係性により生まれると考えています。皆様の中にも「恩師」という方がいると思いますが、それは決してAIが導くような教材そのものや、学習法ではなく
その背後にしっかりと存在する「人」があってこそではないでしょうか。
しかし、現在において特に「先生」と呼ばれる方々は多忙を極め、本来「人」だからこそできる価値提供、つまり生徒や保護者との対話に時間を割くのが難しいというのも残念ながら事実でしょう。
我々はそのような先生の「不」をComiruの提供を通じて解決し、本来の教育のあるべき姿を実現することをMissonとしています。
では実際に提供している価値はなんなのか。提供機能はいくつもありますが、大きくわけると2つの価値を提供しています。
1つは、コストの削減です。各機能を通じて、文字通りコストの削減、さらには工数削減による人件費の削減という塾経営では避けて通れないコスト面の圧縮に貢献しています。
もう1つは、売上のアップです。業務効率化システムとしての側面と合わせ、Comiruを使うことで効率的な保護者コミュニケーションの実現が可能です。
このコミュニケーションにより、塾にとって大きなマイナスとなる退会を防ぐことに繋がります。
また保護者や生徒とのコミュニケーションや教えることに時間をかけることで、通塾生の満足度が高まり口コミにより生徒が増える内部充実の役割にも間接的に貢献させていただきます。
いくつか保護者コミュニケーションの例をあげさせていただきます。
通塾中の様子はもちろん保護者には見えません。成績が上がっていればまだしも、結果が伴わず何をやっているかわからない、
家では勉強しないという状態になると退会がおこるのは想像に難くないと思います。
多くの塾では、未だに紙の指導報告書が「生徒」に渡され、通塾の意思決定者となりやすい親には届かないという現状があります。時間を使っているのに、目的が果たされないという状態です。
Comiruを使うことで、効率的にデジタルの指導報告書を作成し、保護者のスマートフォンに届けることが可能です。また、出席状況や宿題の提出状況をデジタル化することで、退会アラートにしっかりと気が付き先回りしたコミュニケーションを取ることも可能です。
同じくテスト結果や成績の推移データを蓄積すること、さらにそれをしっかりと保護者に届けることがComiruを活用いただくことでスムーズに実現可能です。従来紙やExcel、個人のローカルで管理されていたものをComiruに集約することが塾経営DXの一歩目となります。
ここまでの業務効率化、保護者コミュニケーションという貢献からもう1歩プロダクトとして成長し、より多くの塾・スクール様のお役に立てるように成長したプランがComiruPROです。
主に中堅、大手学習塾様にご利用いただく「基幹システム」としての機能を備えたプランです。
従来、その規模の学習塾様は自前でシステムを開発することが殆どでした。もちろん、自前で開発する利点もあり基本的には自社の要望を全て満たしたシステムをつくることができます。
一方、そもそも要件定義が複雑だったり、経営スピードの変化にシステムがおいつかず、運用保守に莫大な工数やコストが取られてしまうということも少なくありません。
そこで基幹システムとしての機能も備えたクラウドサービスとしてComiruPROをご利用いただいているケースもでてきています。
業務効率化でお客様はもちろん社員の信頼関係も構築され、仕事にやりがいを感じてくれる。/ スクール21
とはいっても、自社オリジナルのシステムを開発をしたい、改修したいという声を複数いただくのも事実です。そこで基幹システム開発サービスとして、一般的なSIer様に頼むのが難しい部分をComiruの知見を活用しPOPERが開発させていただくケースもございます。
基幹システム開発はもちろん、その先では、ひとつのアプリケーションとしてComiruをご活用いただくことで、Comiruの利用教室数も成長している最中となっております。
話が少し変わりますが、コロナウイルスにより対応せざるを得ないことで、逆に塾の1つの授業の形として定着しつつあるのが「オンライン授業」です。保護者からのオンライン授業に対するニーズはコロナ後の社会環境であっても根強いものとなっています。
多くの学習塾・スクールはコロナウイルスによってスタンダードとなったオンライン授業をより塾経営における武器とできるようバックオフィスにとどまらないDX化を進めています。そのためPOPERでもComiruでのバックオフィスのデジタル化の域を超え、オンライン授業の効率化にComiruAirを通じて推進しております。
実際にオンライン授業に挑戦している先生方の事例をご紹介いたします。
ここまでご紹介してきた通り、POPERではお客様に対する価値提供のラインナップを拡充することにより、より幅広く深い価値を提供できるように努めております。
結果として最初は一部の導入だったお客様がより広い範囲でご導入いただき、バックオフィスシステムの「Comiru」以外もご利用いただくケースが実際に増えております。
今後さらにお客様のお声をサービスに反映し、より一層、塾・スクールの業界にとってなくてはならないシステムとして進化し、
「教える」をなめらかに。というミッションに実現を目指してまいります。