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スクール業以外の分野でも
活かせる機能を。
コミルの進化と可能性に期待!

JOYFUL サッカークラブ

(株式会社 globeコーポレーション)

代表取締役 社長

荒川 智氏 氏

本社

群馬県 前橋市

対象

3歳から小学6年生

使用機能

LINE連携

お知らせ

指導報告書

口座振替

課題

保護者コミュニケーションが電話中心だったため、つながらない場合はかけなおしが必要になり、他業務に集中できなかった。
また、口座振替やイベント申込の管理など、現場指導員の負担が多かった。

導入後の変化

テキストでコミュニケーションが取れるようになり、保護者とのコミュニケーションが劇的に改善。 その他、口座振替やアンケートなど、さまざまな業務をComiru内で完結できるようになり、業務が効率化。

​JOYFUL サッカークラブの紹介

 株式会社globeコーポレーションは、「社会問題の解決により未来を創造する」というミッションを掲げ、北関東・甲信越・北陸の10県にサッカークラブやチアダンスクラブ、ほか高齢者向けのウォーキングクラブなどを展開。特にJOYFULサッカークラブは、約230スクール、約4,500名が在籍する国内最大級のサッカークラブで、地域教育を主眼に置き、子どもの自主性と自己肯定感を育む指導メソッドが特長。挨拶やルール、マナー、道徳心などに重きを置いた指導で、家庭と一体となり子どもたちの成長をアシストしている。

子どもたちの教育環境悪化という「社会問題」を解決する

 JOYFULサッカークラブを運営する株式会社globeコーポレーションは、「社会問題の解決により未来を創造する」ということをミッションに掲げ、2008年に設立しました。サッカースクールを運営するにあたっての信念をこのように持っていました。子どもたちが将来、社会(組織)で通用する人、社会に貢献できる人になってほしい、と。

 なぜそう思ったか。それは、30年前と比べると地域の環境も大きく変わり、子どもの教育環境が非常に悪化していると感じたから。地域社会で自然と育まれていた挨拶やマナー、モラル、道徳心を身につける環境、その土台となる「子どもたちの小さな社会(環境)」を作ってあげたい。それには、「スポーツであること(=競争があること)」「集団であること」「異年齢・異学年が交流すること」の3つの条件が揃ったサッカークラブがベストであると考えていました。

 サッカークラブで大切にしているのは、「楽しい」というきっかけをたくさん作ってあげること。そして「もっとやりたい」に変えてあげること。そのために、主体性を引き出すような練習方法を取り入れ、保護者との連携を密にしながら指導に当たっています。

社長自ら現場に立って実感した保護者コミュニケーションの効率化

 弊社が大切にしているのは、ただの習い事というより、「社会教育」の側面。それには保護者との協力関係が非常に重要になってきます。今どんな指導をしているか。テーマは何か。ご家庭での課題も共有しながら関係を築きます。

 また、クラブの生徒はまだ幼く“やる気の波”が大きいため、保護者からのフォローが大切になってきます。弊社ではそういった欠かすことのできないフォロー業務としての「保護者コミュニケーション」を、各指導員が電話で行っていました。立ち上げ当初は、もう毎日、電話をしていました。

 しかし一昨年、私自ら、久しぶりに現場に立ち、従来通り保護者へ電話をかけたところ、どうしても電話がつながらない。保護者コミュニケーションは、このビジネスでは欠かせない業務と思っていたので“つながるまでかける”が方針でした。とはいえ、何度かけてもなかなかつながらない。そうすると、電話がつながらないことが頭の片隅にずっと残ってしまって、他の生徒の指導や他の業務に集中できないわけです。目的を遂げられないうえに、その後も尾をひくものですから、二重の意味で生産性を落としていると感じました。コミルの導入を決めたのはそんなことがあったころです。

子どもたちや保護者、現場の指導員の負担を軽減し、お互いのメリットを共有

 コミルを上手に使いこなす講師からは、テキストで伝えることで「本当に伝えたいことが伝えられる」と評判が良いです。電話よりも今の時代に適しているのでしょうか。メッセージに対する保護者からの返信率もとても高いです。コミルの導入後は、保護者とのコミュニケーションが劇的に改善しました。満足度も非常に高く感じてくださっているものと感じています。

 一方で、改善すべき点も見えてきました。それは「文章力」ですね。テキストの作成や内容は指導員により差が出ます。この点は、コミルを通じて各スクールの指導長などが承認を入れる形で改善していきたいと思っています。

コミルを使ったコミュニケーションのその先、業務基幹システムとしての活用を見据えて

 さらにコミルの管理機能にも非常に期待しています。以前は本当に煩雑でした。まず口座振替の用紙を保護者から集め、それを本部がExcelで集計し、それから専用端末で銀行に提出する。いくつもの段階があり、どれもマンパワーで行っていました。これを完全にコミルに切り替え、非常に便利になりました。手数料も通常フローと比べて安価に抑えられています。保護者もコミルを通じて登録するだけなので、現場の指導員が用紙を集めていた時より利便性は高いと思います。引き落とせなかった保護者の中には、直接、現場の指導員へ月謝を持ってくる方もいたのですが、現場でのお金のやり取りは極力減らしたいと思っていたので、非常に助かっています。

 今後の方針として、生徒管理に紐づくものは、全てコミルで一括して管理する方向で進めています。入会、退会に関して、イベントや物販に関しても、全て生徒の管理をコミルで一元化できればスムーズになると感じています。

 例えば、年に4回サッカー大会を行っていますが、これまで参加申し込みは紙で指導員に渡していただき、参加費は郵便局で振込をしていただいていました。これもコミルの機能を使えば一挙に解決です。物販も行っているのですが、サッカークラブの月謝と一緒に請求ができるので、保護者も手間なく時間を有効に使えてお互いメリットばかりだと思います。

弊社からのさまざまな要望も柔軟に対応してくれるので、ビジネスの機動力が上がる

 生徒管理を全てコミルで完結させたいものの、学習塾とは違う分、コミルの機能が弊社の運用に乗りきらない部分もあります。実際、Excelなどを使ったアナログ業務が残ってしまっているので、そこは随時要望を出させてもらっています。

 このような場合、他のシステムベンダーでは機能追加に数百万円かかったり、できないと言われるケースが少なくありません。しかし、コミルはそういった要望を柔軟に受け止め、進化していただいていることも大変ありがたいです。

 一度要望させていただいた、アンケート機能に「回答日時」や「生徒番号」などの追加、各教室がそれぞれでバナー広告などを作れる機能などもすぐに実装していただき、導入してから1年もたたない間でしっかりと要望に応えてくださり、サービスが進化し続けているのを感じています。

 この他、弊社ではいくつかの事業を運営しています。例えば育児期のお母さんたちのために、ゆっくりと食事をしていただくためのレストラン「mamama cafe」。小学生の放課後居場所「放課後カフェ」。障がい者の自立支援のグループホームなどです。特に「放課後カフェ」では、保護者にお子さまの入退室が分かるようにコミルを活用しています。コミルの機能にはさまざまな可能性があるので、新規のビジネス展開からもその進化と可能性に期待しています。