大手予備校の講師時代に、「国語の文章を論理的に読解する手法」を授業に取り入れて
一躍カリスマ講師と呼ばれるようになった出口汪先生。
国語を感覚的に解くのではなく、筋道を追って論理的に解くことの重要性を説いた『論理エンジン』は、全国公立私学250校以上が採用するなど大ヒットを記録され、多くの学習塾でも導入されています。
現在、出口先生は講師だけにとどまらず、現在は学習塾の経営にも携わられ、そのご経験から学習塾専門誌「私教育新聞」にて連載記事も担当されております。
現在、多くの学習用動画やアプリが世に出回っています。塾でも導入されている方も多いのではないでしょうか。
こうした「教える」という要素においてコモディティ化が進むこれからの時代の中で、
学習塾は「自塾に通ってもらう」という価値をどこに見出し経営していったらいいのでしょうか。
今回は塾経営を考察される出口先生に、「『授業』がコモディティ化する時代における塾の付加価値」についてお話いただきます。