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中小・個人塾のための実践論[2]

中小・個人塾のための実践論 [2]

著者の紹介

森 智勝

(もり・ともかつ)

学習塾経営アドバイザー

17年間の塾経営を経て、塾専門のマーケティング勉強会(塾生獲得実践会)を設立。机上の空論ではなく、現場主義を貫くマーケティング手法を全国の塾に提供している。経営コンサルタント、スタッフ研修等を専門に行っているが、特に不調塾の立て直しには定評がある。

このコラムの初期に、「ビジネスは商品力が8割」という話をしたと記憶しています。今回はその実践編をお届けします。

A塾は地方の、お世辞にも都会とは言えない田舎町にありました。当時、生徒数は40人そこそこ、塾長と社員講師(女性)がひとり、そして奥様が事務をしていました。対象は中学生が中心で、数人の小学生が在籍している、いわゆる英数(算国)補習の集団指導塾です。月謝は中学生が16,000円、月の売上が60万円弱です。季節講習は受講必須で、該当月の月謝が通常の1.5倍という設定でした。教室の家賃と社員の給与を支払うとカツカツで、それこそ藁をも掴むという気持ちで私に支援依頼をしてきたのです。話をしてみると塾長(当時40歳)は、まだ塾経営に意欲的で、業績向上のためなら何でもやるという覚悟が感じられました。そこに望みをかけ、私は塾再建の依頼を受けることにしました。秋の気配が強くなった10月中旬のことです。

塾長から最初に受けた相談が、「経費削減のため社員講師を解雇すべきかどうか」というものでした。

利益のためには経費削減が手っ取り早いが…

企業再建のために経費削減をするのは常套手段です。特に人件費は最初に目を付ける経費削減の対象項目でしょう。リストラという言葉が人員削減を意味するようになったのも、企業の再構築=人員削減という印象が強くなった結果です。しかし、盲目的な人員削減はお勧めできません。人件費は経費ではなく投資と考えているからです。特に塾というビジネスにおいて教師は商品そのものです。人員削減することは、商品そのものを棄損することにつながります。また、A塾にとってはたった一人の社員です。塾長には情もあります。しかし自分一人で英語も数学も指導すれば、人件費分の利益が生じます。塾長は利益と情との間で苦悩していました。

確かに「利益=売上-経費」です。利益を上げるためには経費削減が最も手っ取り早いでしょう。しかし経費削減には限界があります。もちろん無駄な経費は削除するべきですが、それでも地代家賃や光熱費、教材費等、必要経費は存在します。勢い、売上増を図らなければ業績の回復は望めません。そのためには商品力の向上は必須です。塾長ひとりで指導する方がクオリティが高くなるのでしたらいいのですが、指導レベルが落ちるのなら本末転倒です。

私は塾長の相談に応えるため、社員教師との面談をしました。すると彼女も、今のままではいけないと思いながら、何をして良いのか分からない様子だということが解りました。どうも、彼女が担当している英語の授業に関して、塾長からは何の注文も指導もなく、いわゆる丸投げ状態だったようです。実際に模擬授業を披露してもらったのですが、贔屓目で見て「塾長は平均点、社員教師は平均以下」でした。

経費削減方針から商品力アップに方針を一転

私は塾長に「まずは商品(授業)の質を高めましょう」と提案し、(集団指導の基本を説明した上で)その日から週に2回の模擬授業研修を義務付け、月に1回、(私の)訪問日に成果を披露してもらうようにしました。社員の解雇は、翌春までの成果を見て決めるということにして。奥様を加えた3人は愚直に模擬授業研修を続け、半年後には見違えるような授業を展開するようになりました。それまで行き当たりばったりだった授業が、模擬授業が事前準備の役割を果たしたようで、実際の授業も緩急(メリハリ)のある締まったものになり、それは生徒の評判にもつながっていきました。

それと並行して、カリキュラムの大胆な改革に着手しました。前述のように、A塾は「週に2回、英語と数学を2時間ずつ指導する」という英数塾でした。それを「英語と国語で2時間、数学と理科で2時間、オプションで社会+苦手科目で90分(自立学習)」の5科目指導に変えました。講義形式の予習指導を徹底し、テスト前補講を強化、テストで高得点を取らせることに集中しました。授業料は4科で19,000円と3,000円の値上げ、オプションも加えると6,000円UPの22,000円に設定しました。

テスト前の土日は12時間特訓、テスト当日は早朝学習(朝塾:朝食支給)を実施しました。とにかく成績向上に資することには全て取り組みました。大きな改革をした後は、どんなことをしてでも成果を出さなければならないと、私も塾長を叱咤激励しました。その時のことを振り返って社員教師は、「塾長は怖いくらいだった」と言っています。とにかく、「これでダメだったら後はない」という覚悟で塾長は取り組んだのでしょう。その熱意に応えるように、生徒も頑張りました。そして改革初年度の最初の定期テスト(6月)の結果は…

多くの個人塾がそうであるように、A塾も塾生全体の半数近くが中3生でした。その20人の平均点(5科目)が420点オーバーを記録しました。中2の平均は残念ながら390点台でしたが、中1も410点を超えました。親どころか生徒本人がビックリする成果を叩き出したのです。前回と比べて100点UPする生徒はざらで、中には200点以上UPさせた生徒も何人かいたものです。(もちろんA塾には入塾テストなどなく、普通の生徒が在籍している塾です)

夏期講習の案内を兼ねたテスト後の3者面談は、保護者も生徒も笑顔が絶えなかったそうです。

その夏期講習も大改革をしました。

それまでは既成の夏期ワークを使用し、おざなりの講習を実施していました。講習費は通常月の半分ですから8,000円(中学生)です。総額でも27万円程度の売上でした。その内容を一新し、中3生は受験を視野に入れた本格的な講座を5万円(1泊2日の合宿込み)に設定しました。もちろん必修ではなく任意受講にしました。他学年も3万円の費用設定です。塾長は朝から晩まで休みなく夏期講習と通常授業をこなしました。講座は受験レベルに設定しましたので、社員教師は午前中に、午前中から授業のある塾長は早朝に予習をしました。地獄の1カ月だったと思います。しかし、その見返りは…

6月のテスト結果が驚異的だったこともあり、任意受講にも関わらず90%以上の生徒が夏期講習を受講してくれました。評判を聞いて、多くの外部生も申し込んでくれました。結果、その年の夏期講習売上は240万円です。例年の10倍近い額になりました(ちなみに翌年の夏期講習は350万円の売上でした)。生徒も増え、A塾の経営体質は急速に強化されたのは言うまでもありません。

塾というサービス業は目に見える商品を扱っているわけではありません。しかし、授業という商品の質を高め、成績向上という顧客ニーズに応えることは、業績を向上させるために必須のことです。自塾を立て直したいと希望されるのなら、まずは授業という商品力の強化から始めることです。

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中小・個人塾のための実践論 [1]

中小・個人塾のための実践論 [1]
塾経営の基本(真髄)を体現してくれたA塾

著者の紹介

森 智勝

(もり・ともかつ)

学習塾経営アドバイザー

17年間の塾経営を経て、塾専門のマーケティング勉強会(塾生獲得実践会)を設立。机上の空論ではなく、現場主義を貫くマーケティング手法を全国の塾に提供している。経営コンサルタント、スタッフ研修等を専門に行っているが、特に不調塾の立て直しには定評がある。

今回からテーマが変わり、私がこれまで関わってきた塾の成功例・失敗例を基に、より具体的な「実践論」をお届けします。

実例を紹介しながら、これまでのマーケティング論の復習をしつつ、新しいヒントを掴んでいただければ幸いです。

第1回はイントロダクションとして塾経営の基本(真髄)を体現してくれたA塾についてお話します。

生徒獲得に必要だったのは「◯◯の壁」を乗り越えること

地方都市の住宅街に位置するA塾は当時、塾生が8人まで減少し、文字通り瀕死の状態でした。古民家?と見間違うくらいの古い一軒家を借りての営業でした。廊下は歩くたびにギシギシと音を立てる有様です。

指導内容は自立学習指導です。当時、すでに型落ちしていた古いCAIを使用していました。塾長は藁をもすがる思いで、私が主宰する塾生獲得実践会の門を叩きました。塾長は必死に運営マニュアルに書かれていたとおりの実践を続けました。そして2年後、塾生は67名になっていました。私が塾長に招かれてA塾を訪問したのは、その年の夏です。

塾長が私に話してくれた重要な点についてお話します。

塾長は次のように話しました。「これまで15年塾経営をしてきましたが、私には塾生50名以上は集められないと思っていました。それが、実践会に入会してから盲目的にマニュアルに書かれていた通りに実行し、必死で2年間を過ごしていたら、いつの間にか50名を突破し、67名までになっていました」

この塾はそれまで、最大でも40名程度の塾生数だったそうです。開校4年目のことです。そこからジリジリと塾生が減り続け、ついには8名までになってしまったというのです。「自分には50名の塾生は集められない」…こうした心理状態をメンタルブロック、日本語で内制止と言います。簡単に言えば心の壁のようなもので、「〇〇は無理だ」と思っている人はけっして、〇〇を達成することはありません。自分には50名の塾生は集められないと思っている人に、50名の塾生は集められないのです。

別の理屈を掲げたメンタルブロックの持ち主も多く存在します。曰く「私は1人ひとりを大切にしたいので、私の手が届く今以上の塾生数を集めようとは思いません」。これなどは、(きつい言い方ですが)今以上の生徒を集められない自分に言い訳をしているに過ぎません。あなたの指導が子どもにとって本当に有益ならば、1人でも多くの子どもに提供するのが正義であり、社会貢献です。あなた自身が成長して、手が届く範囲を広げる努力をすべきです。その努力を怠って「ひとり一人の生徒を大切にしたいから」と言うのは言い訳であり、やはりメンタルブロック(自分にはこれ以上の生徒を集められない)の1つです。

まずはこの内なるメンタルブロックを叩き壊す必要があります。どうやって?-それもA塾の経営者が教えてくれています。

不調の塾の経営者ほど暇を持て余している

手前味噌ですが、私が提供するマニュアルは机上の空論ではなく、現場での実践を通して得られた具体的内容になっています。大きな資本も必要ありません。ただ、それだけに実際に実行しようとすれば多くの時間と労力が必要になります。例を挙げれば、「毎日3通ずつ、生徒に手紙を書きましょう」「テスト当日は早朝の6時から特別授業を行いましょう」等々です。効果は抜群、すでに実証されているものばかりですが、よっぽど本気で取り組まなければ、続けられるものではありません。

しかしA塾の塾長は「盲目的に」それらを実践したというのです、必死で。で、気付けばいつの間にか塾生50名を突破していたと-これがメンタルブロックの壊し方です。もともとメンタルブロックというのは精神的な障壁です。ならば、そんなことを考える暇もないくらいに行動すればいい。悩むより動くことです。何事も、自分が動くことでしか現状を変えることはできません。多くの塾経営者と交流してきた私の経験則ですが、不調の塾の経営者ほど暇を持て余しています。そして「打ち出の小づち」を求めています。好調の塾の経営者は、一日を忙しく「仕事」に充てています。(仕事と作業は別物です。詳しくは別項で)

誤解を恐れずに言えば、どれだけ下手な手法で経営していたとしても本気で、必死で取り組んでいれば、塾生50名~100名の塾は作れます。今、経営不振に悩んでいる塾経営者の皆さん、覚悟を決めることです。3年間、脇目もふらず全てを塾経営(生徒の学力向上と意欲の向上のためにできること)に注いでください。目の前のことに必死になって取り組めば、必ず次にすべきことが見えてきます。そうすれば3年と言わず、3ヶ月で塾の雰囲気が変わってきたことを実感できるはずです。少なくとも生徒&保護者は塾の変化を感じ取ってくれます。

ちなみにA塾はその後、自宅兼塾舎を新築し、生徒数160名が在籍する塾になりました。

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20211108_コロナ禍で 生徒数を増やした塾・減らした塾4

セミナー概要

「コロナだったから問合せ数が今年は少なかった…」
「コロナだったから新規獲得が思うように行かず、結果生徒数が減ってしまった…」

 

直近の生徒数や売上の数値をこのように考察される先生もいらっしゃるかと思います。
確かにこのコロナ禍で、大手塾も個人塾も生徒数減少に悩む塾が多くありました。

 

しかし、そんな中で生徒数を伸ばしてきた塾があったことも事実です。
コロナを要因とこの状況を捉え耐え忍ぶだけでは、状況は改善されません。

 

今回のセミナーでは、個別指導研究会を運営される多田先生、谷先生、安多先生にご協力いただき、コロナ以前との数値変化について、全国の学習塾へアンケート調査を実施しました。アンケート結果とともに、生徒数を増やした事例塾に登壇いただき、実際の教室運営の内容を伺いながら、今後の個人塾経営に求められる要素を考察していきます。

登壇者ご紹介

多田 昭寛 先生

関東学習塾勉強会主催 個別指導研究会代表

個別指導の全てを知る「個別指導博士」。大手進学塾専務、 大手塾顧問を歴任すると同時に、個人塾・小規模塾の勉強会を開催。現在も、全国各地の学習塾の顧問を務める など精力的に活動。その教育論や実践 例を伝えるセミナーが好評を博している。 

画像3

谷 圭祐 先生

関西学習塾勉強会主催 個別教育研究会事務局

2017年より関西の個人塾の先生方を元気にしたいと、関西学習塾勉強会を主催する。大学院修了後、関西大手進学塾のクラス指導講師を10年以上勤めたあと、個別指導のゴールフリーで不登校生のための教室を担当。退職後も、学習塾で勤務した後、独立。個人で学習塾を経営。個別指導歴23年。

role_teacher

安多 秀司 先生

株式会社リアル・パートナーズ、株式会社個別教育フォレスト

ゴールフリー、スタンダードカンパニーを経て独立。個別教育フォレストを開校。個別指導歴20年。自塾を運営する傍ら、全国各地で個別指導塾の経営コンサルティングやセミナー登壇などにも精力的に取り組んでいる。

 

プログラム   

1 会社概要説明 ・登壇者紹介

2 生徒数を増やした塾・減らした塾 アンケート結果発表

3 事例企業登壇

4 生徒数を伸ばした塾に学ぶ今求められる塾経営について考察

※内容は変更になる可能性があります

開催概要

開催日

11/8(月)11:00~12:30
※10分前からご入室いただけます

対象

学習塾・スクールを運営される方

会場

オンライン会議システム「zoom」を利用します
※応募が完了した方にURLを随時お送りいたします
※Zoomを初めてお使いの場合は事前にお送りするご案内に沿って設定をお願いいたします

参加料

無料

主催

株式会社POPER

問合せ

株式会社POPER セミナー運営事務局 槻山
Mail:sales@poper.co

参加応募フォーム

 本セミナーは受付終了しました 

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20211108_コロナ禍で 生徒数を増やした塾・減らした塾3

セミナー概要

「コロナだったから問合せ数が今年は少なかった…」
「コロナだったから新規獲得が思うように行かず、結果生徒数が減ってしまった…」

 

直近の生徒数や売上の数値をこのように考察される先生もいらっしゃるかと思います。
確かにこのコロナ禍で、大手塾も個人塾も生徒数減少に悩む塾が多くありました。

 

しかし、そんな中で生徒数を伸ばしてきた塾があったことも事実です。
コロナを要因とこの状況を捉え耐え忍ぶだけでは、状況は改善されません。

 

今回のセミナーでは、個別指導研究会を運営される多田先生、谷先生、安多先生にご協力いただき、コロナ以前との数値変化について、全国の学習塾へアンケート調査を実施しました。アンケート結果とともに、生徒数を増やした事例塾に登壇いただき、実際の教室運営の内容を伺いながら、今後の個人塾経営に求められる要素を考察していきます。

登壇者ご紹介

多田 昭寛 先生

関東学習塾勉強会主催 個別指導研究会代表

個別指導の全てを知る「個別指導博士」。大手進学塾専務、 大手塾顧問を歴任すると同時に、個人塾・小規模塾の勉強会を開催。現在も、全国各地の学習塾の顧問を務める など精力的に活動。その教育論や実践 例を伝えるセミナーが好評を博している。 

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谷 圭祐 先生

関西学習塾勉強会主催 個別教育研究会事務局

2017年より関西の個人塾の先生方を元気にしたいと、関西学習塾勉強会を主催する。大学院修了後、関西大手進学塾のクラス指導講師を10年以上勤めたあと、個別指導のゴールフリーで不登校生のための教室を担当。退職後も、学習塾で勤務した後、独立。個人で学習塾を経営。個別指導歴23年。

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安多 秀司 先生

株式会社リアル・パートナーズ、株式会社個別教育フォレスト

ゴールフリー、スタンダードカンパニーを経て独立。個別教育フォレストを開校。個別指導歴20年。自塾を運営する傍ら、全国各地で個別指導塾の経営コンサルティングやセミナー登壇などにも精力的に取り組んでいる。

 

プログラム   

1 会社概要説明 ・登壇者紹介

2 生徒数を増やした塾・減らした塾 アンケート結果発表

3 事例企業登壇

4 生徒数を伸ばした塾に学ぶ今求められる塾経営について考察

※内容は変更になる可能性があります

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開催日

11/8(月)11:00~12:30
※10分前からご入室いただけます

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学習塾・スクールを運営される方

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20211108_コロナ禍で 生徒数を増やした塾・減らした塾2

セミナー概要

「コロナだったから問合せ数が今年は少なかった…」
「コロナだったから新規獲得が思うように行かず、結果生徒数が減ってしまった…」

 

直近の生徒数や売上の数値をこのように考察される先生もいらっしゃるかと思います。
確かにこのコロナ禍で、大手塾も個人塾も生徒数減少に悩む塾が多くありました。

 

しかし、そんな中で生徒数を伸ばしてきた塾があったことも事実です。
コロナを要因とこの状況を捉え耐え忍ぶだけでは、状況は改善されません。

 

今回のセミナーでは、個別指導研究会を運営される多田先生、谷先生、安多先生にご協力いただき、コロナ以前との数値変化について、全国の学習塾へアンケート調査を実施しました。アンケート結果とともに、生徒数を増やした事例塾に登壇いただき、実際の教室運営の内容を伺いながら、今後の個人塾経営に求められる要素を考察していきます。

登壇者ご紹介

多田 昭寛 先生

関東学習塾勉強会主催 個別指導研究会代表

個別指導の全てを知る「個別指導博士」。大手進学塾専務、 大手塾顧問を歴任すると同時に、個人塾・小規模塾の勉強会を開催。現在も、全国各地の学習塾の顧問を務める など精力的に活動。その教育論や実践 例を伝えるセミナーが好評を博している。 

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谷 圭祐 先生

関西学習塾勉強会主催 個別教育研究会事務局

2017年より関西の個人塾の先生方を元気にしたいと、関西学習塾勉強会を主催する。大学院修了後、関西大手進学塾のクラス指導講師を10年以上勤めたあと、個別指導のゴールフリーで不登校生のための教室を担当。退職後も、学習塾で勤務した後、独立。個人で学習塾を経営。個別指導歴23年。

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安多 秀司 先生

株式会社リアル・パートナーズ、株式会社個別教育フォレスト

ゴールフリー、スタンダードカンパニーを経て独立。個別教育フォレストを開校。個別指導歴20年。自塾を運営する傍ら、全国各地で個別指導塾の経営コンサルティングやセミナー登壇などにも精力的に取り組んでいる。

 

プログラム   

1 会社概要説明 ・登壇者紹介

2 生徒数を増やした塾・減らした塾 アンケート結果発表

3 事例企業登壇

4 生徒数を伸ばした塾に学ぶ今求められる塾経営について考察

※内容は変更になる可能性があります

開催概要

開催日

11/8(月)11:00~12:30
※10分前からご入室いただけます

対象

学習塾・スクールを運営される方

会場

オンライン会議システム「zoom」を利用します
※応募が完了した方にURLを随時お送りいたします
※Zoomを初めてお使いの場合は事前にお送りするご案内に沿って設定をお願いいたします

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Mail:sales@poper.co

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中小・個人塾のためのマーケティング講座【vol.14】

中小・個人塾のためのマーケティング講座【vol.14】
友人紹介の方法[2]

著者の紹介

森 智勝

(もり・ともかつ)

学習塾経営アドバイザー

17年間の塾経営を経て、塾専門のマーケティング勉強会(塾生獲得実践会)を設立。机上の空論ではなく、現場主義を貫くマーケティング手法を全国の塾に提供している。経営コンサルタント、スタッフ研修等を専門に行っているが、特に不調塾の立て直しには定評がある。

友人紹介の方法[2]​

紹介制度についての後半です。

今から10年以上前のことですが、某週刊誌が某大手塾の紹介制度について取り上げ、大きな話題になったことがあります。曰く「塾生にセールスを強要する塾」、曰く「友人勧誘マニュアルが存在し、授業中に勧誘方法を説明する教師たち」…実際のところは承知していませんが、少なくとも好意的な記事でなかったことは確かです。その記事の中に、「友人を紹介すると謝礼として図書券〇千円分が貰え、中には数千円分の図書券をゲットする強者も」という記載がありました。当時(今でも?)、友人紹介の謝礼に数千円分の金券(図書券・文具券等)を渡す塾は一般的でした。そのことが非難の的になったのです。私も、マーケティングの観点から謝礼の金券には反対しています。なぜなら、後ろめたさを生じるからです。

3,000円の図書券欲しさに友人を紹介したとは思われたくない…

あなたの塾生は「あなた」が好きで、「あなたの塾」が好きです。そんな塾を友人に自慢したい、紹介したいと思っています。しかし同時に、「図書券欲しさに紹介していると思われるのではないか」という危惧を持っています。この後ろめたさが友人紹介にブレーキを掛けています。

前回にお話したように、利益が生じる顧客の紹介は(形式上)顧客である保護者にするべきであり、謝礼も保護者に渡すべきです。それも後ろめたさが生じない品にしたい。金券は金額が明らかなので、どうしても後ろめたさと表裏一体になってしまいます。また、図書券は子どもの読む少年ジャンプに化けるだけなので、保護者から好意的には捉えられません。

想像してください。母親同士の井戸端会議で「うちの子が通っている塾、友人を紹介したら図書券3,000円分くれたのよ」と話すでしょうか。普通の母親は言いません。

ある塾の例です。その塾は紹介制度を「親孝行キャンペーン」と銘打って、友人紹介の謝礼に「お米〇㎏」を贈呈しました。これなら「うちの子が通っている塾、友人を紹介したら米を贈ってくれたのよ」と言い易くなります。笑い話になります。そこに後ろめたさはありません。

図書カードは扱いも楽ですし、生徒には「鬼滅の刃が買える」と喜ばれるかもしれません。ちゃんと理論武装さえすれば、謝礼として完全否定するつもりもありません。しかし、そこで思考停止になるのは避けたいものです。紹介制度を自塾の活性化につなげる知恵を働かせてほしいのです。

例示を続けましょう。

ある塾は春の紹介キャンペーンで、「友人20人紹介で家族4人、ハワイへご招待」を打ち出しました。B紙に手書きで作った大きなポスターを掲示して。塾生たちは騒ぎました。「先生、嘘やろ~」と。ここまで突き抜けたオファー(謝礼)を提示すると、後ろめたさも吹っ飛びます。私は紹介キャンペーンを明るく、楽しく、イベントのように実施することをおススメしています。また、少し計算すれば解るのですが、本当に20人の紹介が得られたなら、4人をハワイ旅行に招待しても充分なお釣りが来ます。

紹介制度とは違うのですが、ある英会話塾は「中学生のうちに英検2級に合格したら2週間のニュージーランド語学短期留学にご招待」を打ち出していました。聞けば、過去に二人だけ該当者がいるとのことでした。30年近い営業期間で二人です。それでも地域では「英語を頑張れば語学留学に連れて行ってくれる塾」として評判で、100名以上の生徒が通っていました。広告宣伝費と考えれば、費用対効果は充分です。

塾というビジネスにおいて、「紹介」は必須の顧客獲得手段です。しかし、「よい授業をしていれば自然と口コミ・評判が広まって、紹介客が集まってくる」と考えるのは早計です。今の時代(塾業界が縮小均衡している時代)は、塾が積極的に仕掛けを打つ必要があります。

ぜひ、自塾の紹介制度を見直してください。

さて、次回からはテーマが変わります。私が関わり、業績をV字回復させた塾の実例を基に、そこから塾経営成功の根源を探っていきます。きっと、あなたの塾を飛躍させる突破口(ヒント)が見つかるはずです。続けてお付き合いください。

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中小・個人塾のためのマーケティング講座【vol.13】

中小・個人塾のためのマーケティング講座【vol.13】
友人紹介の方法[1]

著者の紹介

森 智勝

(もり・ともかつ)

学習塾経営アドバイザー

17年間の塾経営を経て、塾専門のマーケティング勉強会(塾生獲得実践会)を設立。机上の空論ではなく、現場主義を貫くマーケティング手法を全国の塾に提供している。経営コンサルタント、スタッフ研修等を専門に行っているが、特に不調塾の立て直しには定評がある。

友人紹介の方法[1]

これまで塾生獲得のマーケティングについて説明をしてきました。いよいよ最終版、「紹介」による塾生獲得についてお話します。

ほとんどのほとんどの塾経営者が友人紹介による塾生獲得を理想としています。その通りでしょう。塾生紹介には経費が掛かりませんし、退塾率が低いというデータもあります。ところが、紹介が欲しいにも関わらず、紹介状や紹介の依頼文を常備していない塾が多いものです。

以前にお話しましたが、人は「形」に反応する性質を持っています。塾からの「友人紹介の依頼文」を見て初めて、身近にいる「塾を探している人」が見つかります。こうした状態を「アンテナが立つ」と表現します。

あなたにも経験があるはずです。「車をエスティマに買い替えようか」と思った瞬間から、街を走るエスティマが目に入り始めます。母親も「子どもを塾に通わせよう」と思うようになって、塾の看板が気になり始めます。もう10年以上そこで塾を開いているのに、来塾した保護者に「ここに塾があることを知りませんでした」と言われることは珍しくありません。人は、自分が興味のない事象に対しては「見えていても気付かない」=「アンテナが立っていない」のです。

同様に、ママ友が塾を探していたとしても、普段の付き合いの中でスルーしてしまうことが常なのです。だって、ママ友の子どもの成績に興味などないのですから。友人紹介の依頼文と紹介状の存在は、そうした保護者のアンテナを立たせるために必須のアイテムです。塾が友人紹介を欲していることを伝えなければ、それを保護者に理解してもらうことなど不可能です。思いは伝えなければ伝われません。

そこで重要なことは2点です。

1つは、生徒に対して「商品紹介」を依頼してはいけないということです。ここで言う商品とは、対価を必要とするものです。以前、某大手塾が週刊誌に叩かれたことがあります。曰く「塾生をセールスマンにして新規顧客を獲得する塾」という批判です。その某大手塾には塾生紹介依頼のマニュアルが存在し、授業中に生徒に対して友人紹介のアピールをしているとか。そして友人紹介をした塾生に対して数千円~数百円の図書券(金券)をお礼として渡している…まあ、悪意と穿った見方で書かれた記事でした。が、ひとつだけビジネスの本質として学ぶべきことがあります。「顧客の紹介は顧客に依頼しなければならない」ということです。

塾にとって生徒は、サービスの提供者ではあっても顧客ではありません。顧客とは「対価を払う者」であり、塾にとってそれは「保護者」です。塾は顧客である保護者から対価を頂いて、その要請によって子どもに学習指導を提供するビジネスです。そこが歯科医院やエステ、スポーツジム等と違うところです。

顧客ではない塾生を利用して顧客を獲得しようとするから批判を受け、非難されることになるのです。友人(顧客)紹介は、それが正規生でも講習生でも、あくまでも顧客である保護者に依頼しなければなりません。

「では塾生には友人紹介をしてはいけないのか」と問われれば、「否」です。対価が発生しないものに関しては積極的に友人紹介を依頼すべきです。例えばスポーツイベント、例えば無料のテスト対策、社会見学会…そうした対価を必要としない(利益を目的としない)行事に関しては堂々と行えばいいのです。そして、対価の発生する顧客紹介は、顧客である保護者に対して堂々と依頼することです。

ここで2つ目の留意点です。紹介依頼をする場合、多くの塾が自塾目線、自塾の都合だけに終始してしまいます。私が「友人を紹介した場合の(生徒&保護者側の)メリットは何ですか?」と尋ねると、「う~~~ん…図書券3,000円分が貰えます」と答える塾長が多いものです。この「お礼」に関しては次回、詳しく論じますが、これでは「3,000円で友人を売るイメージ」=後ろめたさが付いて回ります。そうではなく、友人紹介をすることが「友人にとっても、あなたの子どもにとっても良いことだ」という説明が必要なのです。

説明の内容は塾(塾長)のキャラクターによって様々考えられますが、1つだけ見本を紹介します。これを参考にして自塾のキャラに合った紹介依頼文を作ってください。(実際は縦書きをお勧めします)

ライバルを身近に置け!(友人紹介キャンペーンを前に)

想像してみてください。誰かに「限界までグランドを一人で走れ!」と命令された時のことを。もしかしたら十周程度で限界が来て、走るのを止めてしまうかも知れません。

「あなた」は野球部の一員です。そして、同じように「全員で限界まで走れ!」と監督から命令されたとします。この時、「あなたの限界」は確実に十周を超えます。なぜなら、「みんなが頑張っているのに、自分だけ脱落するわけにはいかない」という思いが生じるからです。もしかしたら、「あいつより先にくたばるものか!」という思いを持つ人もいるでしょう。特に、野球部のように同じ目標を持った仲間と一緒の時、その効果はより大きくなります。

ライバルの存在が自分を成長させる…よく聞かれるフレーズですが、その理由は上記のような心理の中にあります。(ベタな?シチュエーションですが)青春ドラマの中の受験生が、向かいの家に住むライバルの部屋の明かりが消えるまで勉強を続ける…そんな場面を見た人もいることでしょう。

ライバルの存在が自分を成長させる…これは真実です。

ですから「あなた」も、ライバルを身近に置くことです。ライバルと競い合い、切磋琢磨することは互いの成長を促す最大の方法です。

〇〇塾では積極的に「友人紹介」を求めています。なぜなら、塾の中に良きライバルが存在することが、「あなた」にとっても「彼」にとっても望ましいことだからです。そして塾としても、「あなた」と同じように向上心に溢れた塾生が増えることを心から願っています。また、チラシや看板を見て来塾してくれるのは嬉しいことですが、「あなた」から塾の理念・方針を聞き、ある程度理解した上で来塾してくれる生徒の方が、学習効果が高いことを経験上、私は知っています。

どうぞ、あなたのライバルに〇〇塾を紹介してください。あなたの良き友人の期待を裏切るようなことは絶対にありません。

この夏に実施する「夏期講習トライアル」の「紹介状」を同封します。それを彼(彼女)に渡すことが、あなたと彼(彼女)のライバル物語の始まりです。

追伸 保護者各位

お陰様で〇〇塾は、向上心に溢れた多くの生徒に通っていただいています。塾生一人ひとりが教室内の環境を向上させる構成員となり、相乗効果を生み出しています。この優れた雰囲気を壊さないような教室運営に努めてまいります。そのためにも、空席分は出来る限り「塾生の紹介者」で埋めたいと考えています。趣旨をご理解の上、今回の「友人紹介キャンペーン」にご協力下さい。なお、お友達をご紹介いただいた方には、ささやかながら御礼の品を進呈いたします。

〇〇塾 塾長 〇〇 〇〇〇

さて、あなたが考える「友人を自塾に紹介する理由」は何ですか?(次回へ続く)

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20211112_Comiruマスター講座_学習進捗⇔報告書連携編(FBAD)

 本セミナーは受付終了しました 

セミナー概要

学習進捗は生徒ごとに詳細な個別管理を行うことが重要になります。

・所属校
・学力
・生徒のパーソナリティ
・志望校

これらの要素を考慮しながら、緻密に学習の進捗管理を行うことが求められます。

学習進捗管理を行う中で、「報告書と連携したらより効率が良くなるのではないか?」とお考えの方も多いのではないでしょうか。

Comiruは学習進捗管理機能と指導報告書機能の連携を実現しました。これにより、学習進度に沿って指導報告書が見られるようになるため、塾の取り組みが保護者に明確に伝わるようになり、高い満足度をえられるようになります。

本セミナーでは、学習進捗管理機能と指導報告機能の連携について、Comiruアドバイザーの折越よりご紹介させて頂きます。


プログラム   ※内容は変更になる可能性があります

1 登壇者紹介

2 学習進捗⇔報告書の連携について

3 デモ画面ご紹介

4 質疑応答

開催概要

開催日

11/12 11:00~11:40
※10分前からご入室いただけます

会場

オンライン会議システム「zoom」を利用します
※応募が完了した方にURLを随時お送りいたします*先着順となります
※Zoomを初めてお使いの場合は事前にお送りするご案内に沿って設定をお願いいたします

参加料

無料

主催

株式会社POPER

問合せ

株式会社POPER セミナー運営事務局 石橋
Mail:sales@poper.co

参加応募フォーム

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20211112_Comiruマスター講座_学習進捗⇔報告書連携編(ログイン広告)

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セミナー概要

学習進捗は生徒ごとに詳細な個別管理を行うことが重要になります。

・所属校
・学力
・生徒のパーソナリティ
・志望校

これらの要素を考慮しながら、緻密に学習の進捗管理を行うことが求められます。

学習進捗管理を行う中で、「報告書と連携したらより効率が良くなるのではないか?」とお考えの方も多いのではないでしょうか。

Comiruは学習進捗管理機能と指導報告書機能の連携を実現しました。これにより、学習進度に沿って指導報告書が見られるようになるため、塾の取り組みが保護者に明確に伝わるようになり、高い満足度をえられるようになります。

本セミナーでは、学習進捗管理機能と指導報告機能の連携について、Comiruアドバイザーの折越よりご紹介させて頂きます。


プログラム   ※内容は変更になる可能性があります

1 登壇者紹介

2 学習進捗⇔報告書の連携について

3 デモ画面ご紹介

4 質疑応答

開催概要

開催日

11/12 11:00~11:40
※10分前からご入室いただけます

会場

オンライン会議システム「zoom」を利用します
※応募が完了した方にURLを随時お送りいたします*先着順となります
※Zoomを初めてお使いの場合は事前にお送りするご案内に沿って設定をお願いいたします

参加料

無料

主催

株式会社POPER

問合せ

株式会社POPER セミナー運営事務局 石橋
Mail:sales@poper.co

参加応募フォーム

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20211122_Comiruマスター講座_講師管理編(FBAD)

 本セミナーは受付終了しました 

セミナー概要

ComiruHRのご利用は、Comiruをご契約のスクール様のみ可能となりますので、ご了承くださいませ。

塾の運営はアルバイト講師の方々のサポート無くして行えません。講師の方々が塾にコミットして、高いモチベーションで取り組んでくれることは、塾運営にとっては非常に大きなメリットとなります。

しかし、塾側の講師管理に不備があった場合、講師陣の信頼を失うことにつながります。これは塾にとって大きな損失となります。そのため、講師の管理を正確に行うことは重要な取り組みと言えます。

また、講師管理は正確さを求められるが故に、非常に多くの工数がかかってしまいます。そして、忙しい合間に、講師管理に取り組んでいるとミスを誘発してしまいます。こういった理由により、講師管理でお悩みをお持ちの先生方は多いのではないでしょうか。

・講師からのシフトの変更希望が多く、対応するのが困難
・コマ給や時間給を組み合わせているので、給与の算出に時間がかかる

上記はComiruHRで解決することが可能です。本セミナーでは、ComiruHRの開発に携わった天神より、ComiruHRができることを分かりやすく解説します。


プログラム   ※内容は変更になる可能性があります

ComiruHRのご利用は、Comiruをご契約のスクール様のみ可能となりますので、ご了承くださいませ。

1 登壇者紹介

2 講師管理について

3 デモ画面ご紹介

4 質疑応答

開催概要

開催日

11/22 11:00~11:40
※10分前からご入室いただけます

会場

オンライン会議システム「zoom」を利用します
※応募が完了した方にURLを随時お送りいたします*先着順となります
※Zoomを初めてお使いの場合は事前にお送りするご案内に沿って設定をお願いいたします

参加料

無料

主催

株式会社POPER

問合せ

株式会社POPER セミナー運営事務局 石橋
Mail:sales@poper.co

参加応募フォーム

 本セミナーは受付終了しました