カテゴリー
template

事例ページ(例2)

個別指導は、保護者にプロセスを見せれば退会は減る。 でも、アナログ作業に現場の疲労はピークに達していました。

個別教育ゴールフリー

塾長

佐々木 裕子 先生

所在地

北海道苫小牧市木場町1丁目4-12

対象

中学生

個別指導

5,000名以上

使用機能

LINE連携

指導報告書

課題

保護者とのコミュニケーション強化とその効率化 。

効果

指導報告の頻度は上がったのに、生産性も向上。講師、教室長、保護者、 経営全てにメリットが生まれている。

生徒の様子がブラックボックス化されていた

個別教育ゴールフリーの紹介

1989年に京都に開塾。個別教育が塾業界の 主流になるはるか以前から、個別教育界を牽 引し、育て上げてきたパイオニアでありリー ディングスクール。志と共に主体性・リーダー シップを育む“志共育”を実践する教育メソッ ド、全ての講師(コーチ)がコーチングを学び 子どものやる気と能力を引き出す「教育コーチ ング」に定評がある。また、29年に渡る教室 運営において、研究・実践・実証されてきた質 の高い多教室展開にも注目が集まる。  学習者・指導者のビッグデータ解析で「主体 的な学び」を引き出し、新しい診断アセスメン トを開発することを目指した大阪大学との産学 連携も開始している。

生徒は満足していても、退塾リスクはある

個別指導の顧客は、子ども でなく保護者。私たちは そう定義しています。もちろ ん、生徒も大切な顧客ではあ りますが、生徒が楽しんで通 塾し、指導に満足していても 突然退塾するという事態は個 別指導には往々にして発生し ますよね。その原因は、保護 者の不安感。予めカリキュラ ムが決まっていて、何を学ん でいるかが見えやすい集団指 導と違って、個別指導はどう しても生徒が何をしているか が保護者に見えにくい。だか ら、行かせている意味が分か らず不安になってしまうんで す。それで、生徒がどれだけ 講師(コーチ)が好きで楽しく 通っていても、保護者は成績 という結果だけを見て辞めさ せてしまうんですね。だから こそ、保護者を顧客ととらえ、 生徒の指導プロセスをしっか り見せることが重要なのです。

多大なる労力を 要する指導報告を 効率化したい

そのため、指導のプロ セスを可視化するた めに、当初は紙の指導報告 書を月 1 回送付していま した。でも、非常に労力が かかるんです。各科目の講 師(コーチ)が手書きで記載 し、出来上がったものを教 室長がチェック。場合によっ ては差し戻し、ようやく完 成したものをコピーして、 折って、封入して郵送。大 変な工数ですよね。それで も、保護者が封を開けて読 んでくださるのかは分かり ません。さらには、指導報 告は運営上も経営上も貴重 なデータとなるの に、とにかく 場所を取るの で蓄積していく ことも難しい。 労力の割には、 効果を実感しづらい、でも止めるわけにはいかないというジレ ンマがありました。

また、保護者への報告は対 生徒とは違うコミュニケー ションが求められますよね。 ここは学生の講師(コーチ) はまだまだ苦手な部分。だ から、教室長も講師(コーチ) にしっかり指導する必要が あります。とはいえ、 1 教室 約   名分全部を見て、個別 に講師(コーチ)にフィー ドバックするのは現実的で はありません。手書きだと、 書き直しもゼロからとなる ため講師(コーチ)の負担も 非常に大きい。そこで、な んとか指導報告の生産性を あげることはできないもの かと模索し続けている中で出会ったのがコミルでした。

モデル教室での 先行運用で、 スムーズな導入を実現

とはいえ、ツール導入は 現場に混乱もきたす のでは?との疑問もわいて きますよね。当社では、先 行導入を 4 教室設けたうえ で、そこでの成功事例を共 有しつつ全体導入したため 混乱は最低限に抑えること ができました。コミル導入 から半年が過ぎたころ、教室長にアンケートをとった のですが、93. 6 % が満足との回答を寄せています。

カテゴリー
template

事例ページ(例)

保護者との信頼関係構築に成功し、生徒数が1年間で170%増加しました

ヒーローズ北赤羽校

マネージャー

渡辺先生

所在地

東京都北区1浮間3丁目1-40-201

対象

小学生・中学生・高校生

個別指導

50-100人

使用機能

指導報告書

お知らせ

課題

工数の関係で指導報告書をやめていたが、保護者とコミュニケーションがとれるのが年3回の面談だけになっていた。その影響で、不測の退会も発生していた。

効果

指導報告書の運用も再開し、保護者とのコミュニケーションが大幅に改善。これにより、不測の退会はなくなり、生徒数も増加中。

生徒の様子がブラックボックス化されていた

ーー本日はよろしくお願いいたします。まず、Comiruを導入した背景を教えてください。

渡辺:Comiruに出会ったのは、経営者向けの研修講座で代表の栗原さんと出会った時です。その時にComiruをご紹介頂き、当時悩んでいた保護者コミュニケーションの問題を解決できると思い、導入に至りました。

ーー当時の保護者コミュニケーションの悩みとはどんなものでしたか?

渡辺:個別指導塾での勤務を経て、5年前に塾を立ち上げました。前職での経験から、指導報告書は手書きだったのですが、生徒数が増えるにつれて工数も増えたので、指導報告をやめることにしました。これにより、保護者にとっては、塾での子供の様子がブラックボックス化されてしまいました。保護者とコミュニケーションを取れるのは年3回の面談のみだったので、3~4か月分の学習の様子を共有することで、面談時間が終わってしまうこともありました。当時から退会者が多かったわけではないのですが、理由が分からないまま急に退会してしまうといったこともあり、保護者と効率的に深いコミュニケーションを取る方法はないかと考えていました。

ーー Comiruを導入して、保護者コミュニケーションは変化しましたか?

渡辺:改善しました。年に3回の面談で話していたことを、日々の指導報告書で伝えられるようになったので、保護者とのコミュニケーションの頻度が劇的に増えました。また、指導報告書の送付を始めてから、こちらからの発信だけでなく、保護者も些細なことでもメッセージをくれるようになりました。例えば、授業後に毎回「今日もありがとうございました」とコメントをくれる方や、「通知表で英語が2でした・・」など悩みをすぐに送ってくれる方もいます。これらのやりとりで保護者のニーズをキャッチできるようになり、日々の指導に反映できるようになりました。その結果、リアルでの面談内容は今までより深いものになったと思います。保護者からも好評で、今では、9割以上の保護者がComiruに登録してくれています。新規の方は、入会時に必ずComiruを登録していただいています。

現場の講師が活用できるように工夫

ーー保護者にComiruを登録してもらうのが難しいというお悩みを聞くこともあるのですが、工夫していることはありますか?

渡辺:Comiru導入直後は、登録してくれない方もいました。その場合には、面談で伝え続けることですね。例えば、登録を渋っている方でも、「うちの子はちゃんと宿題をやってますか?」と面談で聞かれたので、「それはComiruでこんな風に確認できますよ」と、Comiru上の指導報告書を見せることで納得してくれました。保護者それぞれにとってメリットになることを伝えることが重要だと思います。

ーー講師の方には、どのような影響がありましたか?

渡辺:Comiru導入前は、講師と保護者がコミュニケーションをとることはなく、私と保護者のコミュニケーションを、講師へ伝達していました。導入後は、講師が保護者からメッセージを直接受け取ることができるので、責任感が増していると感じます。「◯◯先生のおかげで」とコメントを頂ければモチベーションもあがりますよね。一方、クレームが入れば、どの講師とは言われなくても自分が担当している生徒だとわかるので、気が引き締まります。

塾との信頼関係が、保護者の協力につながっている

ーー保護者にComiruを登録してもらうのが難しいというお悩みを聞くこともあるのですが、工夫していることはありますか?

渡辺:やはり、地道に取り組んできた保護者とのコミュニケーションだと思います。Comiru導入前のように、理由もわからず急に退会するということはなくなりました。コメントで予兆があれば対処できるようになりました。様々な理由で退会は0ではありませんが、お互いネガティブな感情のままでなく、納得感のある状態で退会されるようになってきました。指導報告書に加え、お知らせを使ったコミュニケーションも多く、保護者との信頼関係が友だち紹介や兄弟紹介につながっています。例えば、月1回の塾通信と、不定期で塾内イベント情報、友達紹介キャンペーン、受験情報などを送っています。内容に応じて、外部公開機能を使ってSNSシェアも促しています。Comiru導入前は月に一度の郵送でしたが、今では必要な時に素早く送ることができるので、保護者にも喜ばれています。

ーー毎日の配信はすごいですね!Comiruを通じて塾に触れる機会が増えますね。取材にご協力いただき、ありがとうございました!